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2003/12/30

臭い報道大賞2003(最終版)

「P.U.-Litzer Prizes for 2003(P.U.=臭い)」受賞概要の最終版。(参照:第1弾第2弾第3弾

「ドナルドに甘いで賞」---レスリー・スタール(CBS)ピーター・ジェニングス(ABC)その他

「サダム・フセイン拘束のニュースが飛び込んだとき、レスリーとジェニングスはそれぞれドナルド・ラムズフェルド米国防長官にインタビューをした。彼らは他社の記者仲間と歩調をあわせるように、レーガン政権当時の米国政府代理人ラムズフェルドとフセインとの、1983年バグダッドでの親密な会見---7年間にわたり独裁者の最悪の残虐行為を支援することになるアメリカ軍部とフセインの強い協力関係のきっかけとなった会見について、当事者に聞く事が出来なかった。

「軍人グルーピー賞」---ケイティ・クーリック(NBCトゥデイショウ)

「“ところで、トンプソン少佐・・・”4月3日の、殺戮が展開されている最中にクーリック嬢はこう言った:“こんな早い時間にお話いただきありがとうございました。ねえ、ひとつ知らせておきたいの。ネイビー・シールズってカッコいいと思うわ♥”」


「崇高で好意的な占領賞」---トーマス・フリードマン(ニューヨークタイムズのコラムニスト)

「11月30日のニューヨークタイムズのコラムで、トーマス・フリードマンは饒舌に語った:“この(イラクでの)戦争はマーシャル計画以来の最も進歩的で革命的な民主主義プロジェクトだ”。さらに彼は戦争について、“アメリカ合衆国の、外国に対して企図された最も崇高な行為のひとつ”と声を上げた。フリードマンはイラクに眠る1120億バレルの石油---もしくは崇高な一大事業をもたらす欺瞞の数々については言及していない。(参照:マーシャル計画)」

トーマス・フリードマンといえば、グローバリズムブームのきっかけとなった「レクサスとオリーブの木」の著者。彼を優秀なジャーナリストと誤解する人が多いが、例えば2003/9/18付けニューヨークタイムズでの彼のコラムの書き出しは、こんな感じである:
「我が国とフランスとの戦争について」

「アメリカ人にとって、決断の時がやってきた。もはやフランスは単に迷惑な仲間というだけでなく、嫉妬深いライバルでもない。フランスは米国の敵となったのだ。」

トーマス・フリードマンという人物のレベルが伺える興味深いリードだ。この狂ったコラムニストに対して、英BBCで有名なアメリカ人ジャーナリストのグレッグパラスト氏は「ニューヨークの悲劇:フレンチフライ化したフリードマン」という酷評を書いている。

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