カテゴリー

アクセスの多い記事

« ポール・クルーグマンの重要コラム「Hack the Vote」 | トップページ | ブッシュファミリーとビン・ラディンファミリー:9/11朝、ブッシュシニアはビンラディン兄と何を話したか? »

2003/12/05

ブッシュのイラク電撃訪問をめぐるヤラセの数々

ブッシュの感謝祭イラク電撃訪問について、本日(2003/12/4)米ワシントンポストに面白い記事が掲載された。

「ブッシュの七面鳥はディナー向けではなく撮影専用」という記事の中で、ブッシュ大統領が報道写真の中で抱えた、派手に盛り付けられた七面鳥のご馳走は、ホワイトハウスがPR用に特別に用意した作りもので、基地内の600名の兵士は貧相なスチールのプレートに盛られた「食堂用」の七面鳥だったと暴露されている。つまり、大統領のイメージ作りのために料理までヤラセだったということだ。

この輝かしい2時間半の「ブッシュの感謝祭」イベントには他にも、共和党員すら赤面する「過剰演出」があったらしい。電撃訪問直後のホワイトハウスのマクリーン報道官は、極秘にイラクに向かう大統領専用機を、近くを飛行していた英ブリティッシュエアウェイズのパイロットが見つけて、「そちらはエアフォースワンか?」と無線で話しかけたと、「意外なエピソード」を公開したのである。記者たちが英ブリティッシュエアウェイに直接問い合わせたところ、そうした事実はないということが判明した。嘘がバレたホワイトハウスは慌てて発表内容を訂正した。これは(壊れ始めた)イギリスとの友好関係を連想させるためのチープなプロパガンダだったのだ。

このようなホワイトハウスのアホなPR活動をバカにしてはいけない。ペンシルバニア大学の実施した感謝祭直後の調査によると、ブッシュ政権の仕事を評価する米国民の比率は感謝祭前の56%から、61%に上昇したというのだ。ブッシュ個人の好感度も36%から41%に上昇したらしい。(もっとも、この調査自体の信頼度も不明だが)

巨大なプロパガンダ国家といえば、日本人にとってはお隣の北朝鮮が多くの話題を提供してくれるが、たまには小泉政権のお好きな米国の涙ぐましい努力についても、日本のマスコミは注目すべきだと思うのだが。

« ポール・クルーグマンの重要コラム「Hack the Vote」 | トップページ | ブッシュファミリーとビン・ラディンファミリー:9/11朝、ブッシュシニアはビンラディン兄と何を話したか? »

イラク戦争」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1730/7223

この記事へのトラックバック一覧です: ブッシュのイラク電撃訪問をめぐるヤラセの数々:

« ポール・クルーグマンの重要コラム「Hack the Vote」 | トップページ | ブッシュファミリーとビン・ラディンファミリー:9/11朝、ブッシュシニアはビンラディン兄と何を話したか? »

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31