チェイニーが隠すエネルギー計画書
ロイターの記事によると、米最高裁はチェイニー副大統領が極秘扱いにして公表を拒んでいる「ホワイトハウスのエネルギー計画書」の全面公開を命じている。しかしその前に副大統領側の言い分を聞くらしい。
問題のエネルギー計画書を巡っては、破綻した電力企業最大手エンロンの元CEOにしてブッシュファミリーの親友、ケン・レイが直接エネルギー計画会議に参加していたことが確認されており、計画書の中にイラク戦争に関する記述が(開戦の2年も前に!)あるといわれている。そしてチェイニー副大統領自身、米エネルギー最大手にしてイラク復興事業受注企業のひとつ、悪名高きハリバートン社元CEOで、現在も給与をもらっているという。つまり、ホワイトハウスのエネルギー計画タスクフォースは怪しさ一杯なのである。2年間もホワイトハウスが同計画書の公開を拒んでいる理由がわかるというものだ。
ホワイトハウスにとって、エネルギー計画書の公開は政権交代を意味する。今回の最高裁の決定に対しても今後のらりくらりと理由をつけて逃げ続けるか、最高裁関係者を脅迫して決定を覆すだろう。そして同計画書どおりにこのまま米国エネルギー政策が継続すれば、また大規模な停電が米国の市民生活を襲う日は近い。
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