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2004/01/21

ジョン・ブキャナンの危険な挑戦:反ブッシュを掲げるもうひとりの大統領候補

NewYorkPressのコラム記事より。

アイオワ州の民主党党大会で、苦戦していたはずのジョン・フォーブス・ケリー候補はトップに返り咲き「これはブッシュ政権の終わりの始まりだ」と宣言した。皮肉なことに、ずっと以前から反ブッシュ、反イラク戦争を唱えたディーン候補は3位に落ち込んだ。イラク戦争に賛成票を投じたケリー候補は、ブッシュを批判する以上に、民主党仲間のディーンを批判するPR広告に投資し、今回の逆転劇を実現している。

ブッシュ、ケリー、ディーンの三人には共通項がある。いずれも共和党支持者の資産家を両親を持ち、共にイエール大学出身のアイビーリーガーである。しかし、もしもケリーがブッシュ以上にディーンを嫌っているとしたら、それは大学時代の素敵なクラブ活動のおかげかもしれない

ところで、反ブッシュを唱えるのは民主党の専売特許ではない。ブッシュ政権を嫌っている「古いタイプの」共和党員は大勢いるのである。ジャーナリスト、ジョン・ブキャナンもその1人だ。彼は、反ブッシュ派の共和党大統領候補として2004年選挙に立候補を宣言している。

ブキャナン氏は、プレスコット・ブッシュ---ブッシュ現大統領の祖父---が第二次大戦中にナチスドイツの戦争資金運用に関わっていた事実を暴露したことで、反ブッシュの急先鋒として一気に有名になった。(ナチス軍資金に始まるブッシュファミリーの錬金術については最新刊「アメリカの支配者(American Dynasty:ケビン・フィリップス著)」に詳しい)

例によって米マスコミは、ブキャナン候補を無視するだろう。問題は、彼が今後どのような形で再びニュースに登場するかである。テロリスト扱いされるとしたらまだ幸運かもしれない。2000年の大統領選挙キャンペーン時に、ブッシュのテキサス時代のコカイン使用事件の醜聞を暴いた書籍「Fortunate Son(翻訳版である“幸運なる二世ジョージブッシュの真実”は絶版)」はベストセラーでありながら出版差し止めとなり、その著者J. H. Hatfieldは、不審な「自殺」を遂げている

この出版差し止め事件の顛末はドキュメンタリー映画「Horns and Halos」として、2年間の沈黙を破り2004年2月にアメリカ国内で上映されることになったが・・・。

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