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2004/01/07

アリアナ・ハフィントン、ハワード・ディーンにベタ惚れ?

AlterNet2004/01/07のコラムで、カリフォルニアの名物アクティビスト、アリアナ・ハフィントン嬢が、前バーモント州知事で次期大統領選最有力候補の民主党員ハワード・ディーン氏をベタ褒め。

「反ブッシュ」「反イラク戦争」を開戦前から唱えているディーン候補は、インターネットを効果的に使った草の根運動ともいうべき選挙キャンペーンにより、全米各地に支援団体を拡大している。最新の調査でもブッシュ現大統領に肉迫する支持率を集めていて、文字通り次期合衆国大統領選の台風の目となっているのだ。

しかし、同じ民主党内の他候補、ジョン・ケリーゲッパートリーバマンなどの「民主党保守派」は彼を目の敵にしており、打倒ブッシュで足並みを揃えるべき現在においても、「ディーンは過激すぎる」と新人候補叩きの活動に金を使うありさまで、党内を混乱させている。

アリアナは、こうした民主党保守派のディーン叩きに怒りまくっているわけだ。過激で知られる彼女の、笑えるリードを引用しよう:

「もしも今度、民主党のエライ連中が“ハワード・ディーンじゃ勝てない”なんて言うのを聞いたら、私は何か大変なことを仕出かすと誓ってもいいわ!(先週,
ブリトニーがベガスでやらかしたみたいな事になるかもしれないけどね)」

アリアナ・ハフィントンは、少々変わり者の愉快な女性活動家としてカリフォルニアを中心に、全米で人気がある人物だ。かつて資産家の共和党員である夫を持ち、共和党の選挙運動に協力してきたこのギリシア人女性は、ご主人の落選をきっかけに離婚してから、急激にリベラル派へ傾倒し、最新著作「Pigs at the Trough(餌に群がる豚共)」でエンロン他悪徳企業家とそれを支援する共和党員を糾弾し、たちまちベストセラーにしてしまった。

アリアナ・ハフィントンはリベラル派としての政界進出を目論んでいるが、その気まぐれな経歴が象徴するように時々ヘマをやらかすことでも知られている。最近ではカリフォルニア州知事選に立候補し、「もうひとりの移民候補」としてテレビ討論でシュワルツネガー氏を痛烈に批判して人気を得たにもかかわらず、あっさり立候補を撤回し、反リコール活動に走って選挙を益々混乱させた。しかしそのセンスにはユーモアが感じられ、総じて愉快な女性である。

アリアナは今後、本格的にディーン候補支持を宣言して、(ディーン候補の意志などお構いなしに)選挙協力に打ってでるかもしれない。それにしても、彼女のような熱狂的なサポーターが、選挙キャンペーンとは違う場所で生まれるところを見ても、いかにハワード・ディーン氏が成功しているかが伺えるのである。彼らは本当にアメリカを取り戻せるかもしれない。日本の民主党も見習って欲しいものである。

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