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2004/01/09

アメリカ農務省報道官は全米肉牛協会出身

すでにネット系メディアや各個人サイトでは報道済みだが、なぜか日本のマスコミはこの事実に触れようとしていないのでいちおう書いておこう。狂牛病問題で「アメリカ牛肉は安全」と繰り返しているアリサ・ハリソン米農務省報道官は元々全国肉牛生産者・牛肉協議会(National Cattlemen's Beef Association:NCBA)の広報担当者だ。(ご丁寧にも農務省サイトのスタッフ紹介ページで確認できる)この件は「 ファストフードが世界を食いつくす(Fast Food Nation)」の著者、エリック・シュローサーがニューヨークタイムズ2004/01/02付けコラムでみごとに批判している。

牛肉を売る立場の人間が、官僚として政府の牛肉流通施策に食い込んでいる・・・日本の天下りシステムとは全く逆の仕組みではあるが、同じように有害である。しかしそもそも米国においては、企業イコール政府なのだ。例えば米エネルギー計画を仕切るのは、発電所開発も手がける大企業、ハリバートンの元CEO、チェイニー副大統領と、「協力者」でブッシュのテキサス人脈王ケン・レイ元エンロンCEOである。911テロの直後に、保険会社Marsh & McLennan内に「テロ対策事業」を立ち上げたポール・ブレマーは、今ではイラク暫定占領当局代表を務めている。まさにアメリカ株式会社。

2004/03/31追記:そういえば、アメリカ農務省(USDA)長官アン・ベネマンも、モンサント社の買収した企業、カルジーン社の重役だった。(参照元)カルジーンもモンサントも遺伝子組み換え食品推進派として有名。モンサント社は司法長官アッシュクロフトの支援企業としても活躍中。

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