シュワルツネガー知事の悪趣味ジョークに失望するシリコンバレー住民
2月5日木曜日、カリフォルニア州サンノゼで、IT業界団体の経済会議が開催された。そこに招かれたシュワルツネガー州知事は、彼らの直面している経済問題について以下のコメントをしている。
「カリフォルニア州の住民は本当に貧乏になったので、服を買うことも難しくなっている。最近のジャネット・ジャクソンもその例だ」
カリフォルニア州で6,500億ドルの売り上げを作る業界団体を前に、この新知事は財政赤字削減のための具体的方策を何一つ示さないまま、会場を後にしたという。
KPIXテレビニュース2004/02/06では、ハリウッド式挨拶に怒るカリフォルニア州市民の声を以下のように伝えている。
「ああ、全く!」サニーベルのアパートで知事のジョークを伝えるテレビ放送を観ていたカレン・ブラウンは、息子のジェイクと嘆いた。ジェイクは脳性麻痺に苦しむ児童であり、音声コンピューターによって意志伝達をしている。カリフォルニア州は現在、ジェイクのような児童の在宅看護のために1時間あたり10ドル50セントを補助している。しかしシュワルツネガー知事は、この助成金の全面廃止を主張しているのだ。在宅看護助成金が廃止されたら、息子のジェイクは公共施設に入院しなければならない。その結果として、州の公共施設管理コストは跳ね上がり、在宅看護助成金以上に州の財政を圧迫することになる。「貧乏になりたくない」ジェイクはコンピューター越しに語った。知事のジョークに、会場の何人かは笑ったが、不満のざわめきもあがっていた。出席者の一人はこう言い残し会場を去った。「シュワルツネガーは何にもわかっちゃいない」
ジェイクの母親も同じ思いにちがいない。ハリウッドスター知事の提案が認められることになれば、この4月1日から彼女の息子の在宅看護助成金は完全廃止されることになる。
以前もお伝えしたように、カリフォルニア州住民の生活がどうなろうと、ガバネイター(THE GOVERNATOR)にとっては問題ではない。彼が知事になれたのはエンロンCEOやロスチャイルド家の巧みな根回しのお陰なのだ。シュワルツネガー知事はこれら大資本家へのお礼の件でアタマが一杯なのである。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1730/174760
この記事へのトラックバック一覧です: シュワルツネガー知事の悪趣味ジョークに失望するシリコンバレー住民:




コメント