カテゴリー

アクセスの多い記事

« ブレアがブッシュのプードルならば | トップページ | ジョン・ケリー快進撃の秘密(3)ブッシュ、ハインツ、ケリーの奇妙な絆 »

2004/02/24

全米商工会議所、反エドワーズに動く

THE HILL紙2004/02/18付け記事より。全米商工会議所CEO、トーマス・ドナヒューが、以下のような爆弾発言をしているようだ。

もしジョン・エドワーズ氏が民主党の大統領候補に推薦されるなら、全米商工会議所はブッシュ大統領の再選を支持する
全米商工会議所が大統領選挙で支持活動を表明するのは今回が初めてとのことだが、この企業支援団体は大統領、副大統領のどちらにもエドワーズが推薦されることを全力で阻止しようとしている。

全米商工会議所がエドワーズ候補を嫌う理由は、エドワーズ自身が弁護士として「大企業叩き」の急先鋒であり、彼の支持母体である弁護士団体の「大企業を訴えろ!」戦略が気に入らないからだ。

ジョン・エドワーズは、法学生時代に知り合った妻のエリザベス・アナニア(弁護士)と共に、ノース・カロライナ州で、主に医療事故を扱う弁護士として辣腕をふるってきた。
(アメリカの医療事故の増加は深刻である。1999年の調査によると、毎年約9万8千人のアメリカ人が病院内の医療ミスで死亡しているという

エドワーズの名を世の法曹界に知らしめた裁判、5歳の女児、ヴァレリー・レイキー事件の賠償金2,500万ドルの他にも、90年代に彼の担当した医療事故関係の裁判は63件以上、依頼人に渡った賠償金は1億5千200万ドル以上といわれている。

エドワーズの専門は医療事故だが、彼の支持母体の弁護士事務所や団体には「タバコ産業裁判」や「アスベスト被害裁判」などで名を馳せる弁護士達が強力にバックアップしている。(ジュリア・ロバーツが映画で演じたエリン・ブロコビッチ所属の弁護士事務所、ジラルディ&キースもエドワーズを支援している

さて、ハワード・ディーンの活動停止宣言の影響で、ディーンサポーターの行方が注目されるが、その一部はエドワーズ支持に移行し始めている

また、緑の党を率いていたラルフ・ネーダー氏が、無党派として大統領選出馬を宣言したことで、再び民主党の候補者選びは混乱の様相を呈している。緑の党内部でも、ネーダー支持層とクシニッチ支持層で分裂があるようだ

ブッシュ陣営からのスキャンダル暴露攻撃に怯えるジョン・ケリー陣営(民主党保守派)は、こうした民主党支持者達の分裂を抑える政策的魅力に欠けている。かくして、民主党支持者の苦悩は続くのである。

« ブレアがブッシュのプードルならば | トップページ | ジョン・ケリー快進撃の秘密(3)ブッシュ、ハインツ、ケリーの奇妙な絆 »

選挙」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1730/228455

この記事へのトラックバック一覧です: 全米商工会議所、反エドワーズに動く:

« ブレアがブッシュのプードルならば | トップページ | ジョン・ケリー快進撃の秘密(3)ブッシュ、ハインツ、ケリーの奇妙な絆 »

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31