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2004/03/15

ジョン・ケリー支援企業はジョージ・ブッシュにも大量献金

OpenSecret.orgの2004/03/4付けプレスリリースより。

現在までのところ、選挙資金集めに関してジョージ・ブッシュはジョン・ケリーを1億ドルほどリードしているが、ケリー支援企業の多くは、ケリーとブッシュの両陣営に同時に献金していることが判明している。

例えば、ジョン・ケリーの上位三番目の支援企業であるシティグループは、少なくとも79,000ドル以上をケリーに献金しているが、同時にブッシュ陣営に対して187,000ドルを献金している。(ブッシュ陣営の選挙資金額リストでは、シティグループは上から12番目の支援企業となる)総じて、ケリー支援企業の半数以上は、より多くの金額をブッシュに献金しているとのことである。

そんなわけで、2004年米国大統領選挙は史上空前のホワイトハウス・オークションとなることが決定的になったようだ。さて、企業のCEOにとって、ジョン・ケリーとジョージ・ブッシュのどちらがより魅力的に映ることだろう?

これまでの実績をみると、ケリーの企業サービスは製薬業界、通信業界向けの規制緩和などで活躍しているが、ブッシュといえば、エネルギー企業向けに電気・水道サービスの民営化、石油企業向けに環境保護法案の弱体化、軍事産業向けにアフガン、イラク戦争の開始、防護服・サバイバル用品業界向けに炭素菌騒動(憶えてますか皆さん?)と大量破壊兵器の捏造、データベース企業向けにテロ対策名目で個人情報収集事業開始、教材企業向けに「落ちこぼれゼロ事業(No Child Left Behind Act)」実行と、大企業のために誠心誠意尽くしていることを支援企業は高く評価しているので、ブッシュ再選は濃厚といえよう。

しかし、もしも悪趣味な選挙広告のおかげでブッシュ支援が気まずい雰囲気になったら、ケリーへの献金が増加するかもしれない。いずれにしろ、支援企業にとっては通常の投資活動と同じで、二人のうちどちらかが大統領になっていただければ満足なのである。

ビジネスの、ビジネスによる、ビジネスのための合衆国政府(Government of the business, by the business, for the business)の誕生だ。

ジョン・ケリーとブッシュに同時献金している企業の一覧表へのリンク

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