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2004/05/02

アメリカ刑務所合衆国

ニューヨークタイムズ2004/04/30付け記事より。

先日発表された「The New Landscape of Imprisonment: Mapping America's Prison Expansion」という調査報告書によると、アメリカ合衆国では、1980年から2000年の間に刑務所が急増し、住民の30%が囚人という市/郡もいくつかあるという。

調査を担当したThe Urban Institute のジェレミー・トラビスの言葉を引用すると:

「アメリカンライフと刑務所は深く絡み合っており、物質的にも経済的にも多くの地域と融合している。」

「刑務所運営は地域の雇用を生み、囚人は収監された刑務所のある地域の住民としてカウントされるため、連邦と州の助成金に大きな意味を持ち、政治的にも影響力を持っている」


また、トラビス氏の調査によれば、刑務所は都市部から遠く離れて建設される傾向にあるため、囚人と家族の面会をより一層困難にし、結果として囚人の社会復帰の機会を奪うことになっているという。

州別の刑務所
増加率ランキング
1テキサス
2フロリダ
3カリフォルニア
4ニューヨーク
5ミシガン
6ジョージア
7イリノイ
8オハイオ
9コロラド
10ミズーリ

1923年のアメリカには、刑務所は61ヶ所だけだった。しかし1974年には592ヶ所となり、2000年には1,023ヶ所に増加。

全米でもっとも刑務所建設に熱心なのは(ブッシュが州知事を務めた)テキサス州で、過去20年間に120の刑務所を増設、今日では137ヶ所の刑務所を稼動させている。2番目に刑務所が多いのは(ブッシュ弟のジェブが州知事を務める)フロリダ州で、(20年間に84ヶ所増設)カリフォルニア(83ヶ所)、ニューヨーク(65ヶ所)がそれに続いている。

合衆国全体でもっとも囚人の割合が多い地域はテキサス州コンチョ郡で、4,000人弱の住民のうち、33%は刑務所に居るとのこと。

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