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2004/08/04

「華氏911」出演で窮地に立たされる兵士

USAトゥデイ2004/07/28付け記事より。以下に記事内容を要約する。



「華氏911」でマイケル・ムーアのインタビューに答えた兵士が、所属するアメリカ海兵隊から命令違反容疑で告発される窮地に陥っている。

「華氏911」の作品中、開戦から2ヶ月間のイラク駐留軍勤務から一時帰国した海兵隊員、アブダル・ヘンダーソン伍長に対して、ムーア監督はイラクの戦場に戻るつもりかどうかを尋ねる。ヘンダーソン伍長は、その質問にノーと答えるのだ。海兵隊の広報官によれば、それは軍規に反する行為であり、インタビューでの言葉どおりイラク勤務に戻らない場合、ヘンダーソン伍長は「脱走兵」と見なされるという。

ヘンダーソン伍長とマイケル・ムーア

ヘンダーソン伍長とマイケル・ムーア、「華氏911」より

「(ムーアの質問に)驚きでした。そんな質問をされるなんて思ってもみなかった。」ヘンダーソン伍長は話す。
「でも私の答えは心の底から出たものです」

ヘンダーソン伍長の所属する部隊は、秋には再びイラク勤務の予定があるという。

「私は葛藤しています。兵士として、召集には応じなければいけません。そういう約束ですから。しかし私は自分の信じるとおりに行動するつもりです」

脱走兵と認定されれば、彼は軍の刑務所に最大1年間収監される可能性がある。

「ひとたび戦争になれば、この国では誰もが協力しなければなりません」カリフォルニア州立大学で商業を専攻するヘンダーソン伍長は話す。「1人の兵士として、私もそういう理由で入隊したのです」

しかしイラク侵攻はヘンダーソンにとって意味のないことだった。29歳のヘンダーソン伍長は、イラクに戻るよりもアフガニスタンに配属されるほうを選ぶという。そのほうがテロとの闘いに適っているから、と彼は信じている。「イラク?どこに差し迫った脅威がある?」

自身を熱心なクリスチャンと評するヘンダーソン伍長は、世間から注目されないことを望んでおり、ハワード大学博士課程に通う妻にはもうすぐ子供が生まれるという。



多くのアメリカ国民は、ヘンダーセン伍長のことよりも、軍から給与を騙し取っていた脱走兵の処分を待っている。ジョージ・W・ブッシュと名乗るその脱走兵は、政治家の父親のコネを使ってベトナム行きを逃れたことでも有名だ。そのような事実にも関わらず、軍から訴追され収監されるどころか、その人物はホワイトハウスを占拠している。
where was Bush?

ブッシュ脱走兵告発ポスター:「ブッシュは何処に居た?」(source

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