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2005/01/16

米国が津波災害支援を「下方修正」救援活動部隊は「できるだけ早く撤退」

ウォルフォウィッツ国防副長官、地震援助活動からの早期撤退を示唆「米軍には他に仕事がたくさんある」

アル・ジャジーラ2005/01/15付け記事によると、スマトラ沖大地震による津波災害視察のためバンコクからタイに向かう途中のポール・ウォルフォウィッツ米国防副長官は、記者の取材に対し「できるだけ早くこの援助活動から撤退したい」と話し、「米軍は他にやるべき仕事がたくさんある」と付け加えたという。

おそらく、津波災害援助活動に1万3000人以上の米軍部隊を派遣している米国防総省は、「援助活動にやりがいを感じている」という兵士達の心の変化に危機感を感じ、出来るだけ早く元の殺戮活動に戻したいのであろう。

ところでウォルフォウィッツは、被災地で行方不明になっている米国市民についてはどうするつもりなのだろう?


パウエル国務長官、公約を早々に撤回「米国が約束できる支援額は6000万ドル程度」


1月1日に3億5,000万ドルの支援額を表明し、アメリカが超リッチな国家であると世界中に充分知れ渡ったと判断したパウエル米国務長官は、1月10日に約束をあっさり撤回したパウエル氏の説明によれば、「米国が約束できる支援額は6000万ドル程度」であり、先だって約束したはずの3億5000万ドルの支援額については単に「意思表示」ということだ。

ほとんど報道されていないパウエルの約束撤回ニュースに怒った国連は、いち早くアメリカの「カラ手形」行為を批判するべく、各国の支援額の実施内容をWebで公開すると宣言している2億5000万ドルを即金で支払ったという日本政府対応はある意味報われたわけである。(もちろん、災害支援の真価はお金だけでは測れない)

ニューヨークタイムズ紙は社説で自国の政府について「実際に拠出する額よりも大きな金額をしばしば公約として発表している」と書いたが、まさしくその通りとなったわけだ。もはやアメリカは単なる「ケチ」ではなく「どケチ」あるいは「ウソつき」と呼ばれることになるだろう。ブッシュ陣営がケリー陣営を評した言葉を借りれば、ブッシュ政権こそ「flip-flop(態度をコロコロ変える)」ではないか

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