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2005/09/30

ジュディス・ミラー記者、釈放される

CIA工作員名漏洩事件で有罪を宣告され、現在服役中のニューヨークタイムズ紙ジュディス・ミラー記者が、収監されていたバージニア州郊外の「新世代刑務所」アレクサンドリア収容センターから急遽釈放された

実際には記事化しなかったジュディス・ミラー記者と違い、CIA工作員の件を記事で書いたタイム誌マット・クーパー記者の情報源はカール・ローブ大統領主席顧問だったが、ミラー記者は情報源の名を明かし捜査協力することを拒んできた。それはジャーナリストとしてのプライドではなく、全てはブッシュ・ホワイトハウスへの忠誠のためであった。(あるいは、恐怖だ)

捜査を担当するフィッツジェラルド検事の捜査対象には、当時国務次官で現米国連「不良品」大使ジョン・ボルトン副大統領補佐官ルイス・リビー「フェラガモ大好き」現国務長官コンドリーザ・ライス、さらには「半人前」ブッシュ大統領自身も含め、ホワイトハウス関係者のほとんどが疑惑に関わっている執念深く事件を追跡する姿勢から、往年のFBI捜査官エリオット・ネスの再来と持ち上げられているシカゴのパトリック・フィッツジェラルド検事は、本気で大統領の首を狙っていると噂されている。)

ミラー記者が収監中に面会に応じた相手のリストに、現国連大使ジョン・ボルトン等ブッシュ陣営の大物が多数含まれていることは、大変示唆的だ。

実刑判決を受けて収監されてから、ミラー記者は刑務所生活の辛さに態度を変え、司法取引に応じる構えを見せている。イラク戦争開戦前に、ホワイトハウスの「大量破壊兵器プロパガンダ作戦」で重要な先導役を演じたミラー記者は、ブッシュ政権の「情報捏造工作」の秘密の一端を握っていると目されている。

釈放される直前に、ジュディス・ミラー記者はチェイニー副大統領の補佐官ルイス・リビーから電話で何かを耳打ちされている。ずっと法廷での証言を拒否してきたミラー記者が、偽証するにせよ真実を語るにせよ、いよいよ口を開くかもしれない。その際には、CIA工作員の件を最初に記事にしながら、(何らかの司法取引により)未だに罪に問われていない米保守派の大物(カール・ローブの友人)批評家ボブ・ノヴァックの動向も注目されるだろう。

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