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2007/04/24

デビッド・ハルバースタムが自動車事故で死亡

ピューリッツア賞受賞者でワシントンのジャーナリズム業界、ベトナム戦争、野球界等の著作で知られるデビッド・ハルバースタム氏が、月曜日午前にサンフランシスコで自動車事故により死亡した。(享年73歳)

2007/04/23

英ブレア首相が5月9日で辞任?

英タブロイド紙サンデーメールの最新報道によると、英首相トニー・ブレアが5月9日をもって辞任する予定であると伝えられている。

サンデーメール紙は、ブレア辞任表明の理由として、ブレア側近の汚職捜査の件で英検察局から告発される可能性が高まったからとしている。労働党幹部の話によれば、英検察局が起訴手続きを開始するのが5月9日以降とのこと。

2007/04/20

ボブ・ハーバート:『キレる若者、屈辱、そして銃』

Virginia Tech students and supporters lifted thousands of candles to a sapphire sky to remember the 32 people killed by a campus gunman.

ヴァージニア工科大虐殺事件発生から1日たった17日夜、1万人以上がキャンドルを手に被害者を追悼した。(Think Progress


ヴァージニア工科大で発生した恐るべき銃乱射事件。米マスメディアは“虐殺”事件と呼び、犯人のPRビデオは全米で放映された。暴力、恐怖、攻撃心を2億人以上でほぼリアルタイムに共有できるようになったこの国では、物事を再考するヒマも場所もなくなりそうである。満員電車にムリヤリ押し込まれたような世界だ。今頃は、銃規制強化の呼びかけの裏で、全米各地で銃の売り上げが急増しているかもしれない。

一方で日本でも、長崎で市長が銃で殺害されるという惨劇が起きた。大手マスコミは揃って大声で“民主主義に対する重大な攻撃だ!”と繰り返している。民主主義への攻撃!?その通りだよ!今度から国会で強行採決があるたびに、政治家が回答を拒否するたびに、今と同じくらい皆で怒鳴ってやろうじゃないか・・・ところで、選挙直前に候補者が殺されたのに、誰も犯人の背後関係を疑わないのだろうか?

そんなわけで、今回はNYタイムズ紙の良心と呼ばれる名物コラムニスト、ボブ・ハーバートの最新コラムを翻訳して掲載。

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2007/04/17

マイケル・ムーア、次回作で早くも大波乱の予兆

『華氏911』の大ヒット以降、総じて沈黙を保っている米ドキュメンタリー作家マイケル・ムーアが、次回作の公開に向けていよいよ活動を再開したらしい。『Sicko(病人)』という仮タイトルの次回ドキュメンタリーは、今年5月に開催予定のカンヌ映画祭での初公開を目指して編集作業が進められているという。4月20日追記:ムーア公式サイトの最新ニュースによれば、今年のカンヌ映画祭は5月16日-27日、『Sicko』は特別招待作品として上映が決定したとのこと。)

以前から報道されている通り、新たにムーアが取り組む課題はアメリカ医療システム危機問題、特に巨大製薬企業の問題が標的となるとみられている。

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2007/04/13

追悼:ヴォネガットさん、どうか安らかに・・・

“私は、偶然にも、偉大なるSF作家のアイザック・アシモフの後継者として、全く役立たずの立場ながら、アメリカ人道協会名誉会長になってしまったわけです。何年か前にアイザックの追悼行事で、私が喋ることになって、こんなことを言ったんです:「今、アイザックは天に召されています。」人道主義の方々の前で言うには最高に愉快な言葉でしたな。皆さん大爆笑だ。元に戻るまで数分かかりました。あって欲しくないと思いますが、万一私が死ぬことになったら、こう言っていただきたい。「カートは今、天に召されています。」これが私のお気に入りのジョークなんですよ。”

-from 『祖国なき男(A Man Without a Country)』

カート・ヴォネガット氏公式サイト

以下、ワシントンポスト紙2007年4月12日付報道から抜粋:

戦争の不条理と科学の進歩に疑問を唱える風刺小説家として『スローターハウス5』や『猫のゆりかご』等の悲観的なユーモア作品で知られるカート・ヴォネガット氏が、水曜日に亡くなった。84歳だった。

ヴォネガット夫人で写真家のジル・クレメンツの話によれば、ヴォネガット氏は、生涯を通じた喫煙習慣にも関わらず長生きしたことをしばしば驚いていたが、数週間前にマンハッタンの自宅で倒れてから脳損傷を煩っていたという。

Kurt Vonnegut

散歩中のカート・ヴォネガット氏(source


ワシントンポスト紙からさらに引用:

生前のヴォネガットは、死ぬとしたら、飛行機に乗ってキリマンジャロの山頂にぶつかって死にたいと語っていた。また、老いることの難しさを冗談にすることもあった。

「ヘミングウェイが死を選んだ時、彼は人生の最期にピリオドを選択したのだ。老いるには、むしろセミコロンがふさわしい。」2005年、AP通信に対してヴォネガットはそう語っている。

「私の父は、ヘミングウェイと同じように、銃狂いで晩年は機嫌が悪かった。でも、父は自殺しないことを誇りにしていた。私も同じようにしようと思う。子供達に悪い手本を残さぬようにね。」


当サイトの過去記事リンク:

2007/04/10

SFクロニクル紙:「保険未加入の患者、肋骨骨折で治療費が1万2,000ドル超」

先日も伝えた通り、2008年大統領選挙に向けて、アメリカでは二つの大きな争点が浮上している。イラク戦争と、医療システム危機だ。今回は、アメリカ医療システム危機の具体的な事例をうまく伝えるサンフランシスコ・クロニクル紙に掲載されたコラムを翻訳して掲載。

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2007/04/09

クルーグマン:『撹乱と公民権剥奪』

米国を代表する経済学者の1人、ポール・クルーグマン氏のNYタイムズ紙4月2日付け掲載コラムを以下に翻訳して掲載。(文中リンクは訳者による)

今回のコラムでは経済格差問題について触れられている。アメリカ国内の格差に関する報道で最近目についたものをいくつか以下に列挙していこう:

Us_usa_subprime_detroit

デトロイトで販売されている中古住宅。中古車よりも安い金額で入手可能。


  • 全米労働者のおよそ3人に1人にあたる4,000万人ほどが、医療保険・退職金・病欠手当て・家族休暇等の手当てがない低賃金労働に従事している。(経済政策調査センターの報告
  • 全米各州の都市部ではホームレスが急増しているが、各都市の行政側はボランティアによる炊き出し活動に法的制限を実施するようになった。食料の無料配給を制限すれば、ホームレスの集中を抑えられるという行政側の目論みがあるらしく、当然ながらボランティア団体側は反発している。(USAトゥデイ紙報道
  • 米国内にはホームレスになった退役軍人が20万人ほど居るという(CBS放送)が、イラク戦争から帰還後に退役しホームレスになる若者も急増している。(ワシントンポスト紙
  • 米製造業の衰退を象徴する貧困地区のひとつであるミシガン州デトロイトでは、自動車よりも安い値段で中古の一戸建てが購入できるようになった。米国で一般的なサイズの住宅が300万円くらいで販売されており、特に安い例としては、有名なモータウンレコードスタジオの近所で、寝室が4つある邸宅が7,000ドル(約83万5,000円)で売りに出されているという。(ロイター通信
  • アメリカの自動車産業は衰退しているが、CEO達にはその影響は全くないらしい。2006年度に127億ドル(約1兆5,149億1,900万円)という記録的な損失を出したフォード社の新CEOは、就任してたった4ヶ月で2,800万ドル相当(約33億3,998万円)の記録的な報酬を受け取った。このCEOの巨額報酬の影で、フォードの工場が閉鎖され、3万人の従業員が解雇されたという。(CNNMoney

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2007/04/03

テリー・ジョーンズ:「あれで屈辱だと?」

元モンティ・パイソンのテリー・ジョーンズ英ガーディアン紙に書いた、かなり危険な最新コラムを以下に翻訳して掲載

危機的状況にあってここまで辛辣に皮肉を言う人がいるというのも、イギリスのすごいところだと思う。

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