ウォルフォウィッツがブッシュ政権に復帰
女性スキャンダルで世銀総裁の座を追われたポール・ウォルフォウィッツが、またしてもブッシュ政権の外交部門に復帰することになった。
ニューズウィーク誌の最新報道によれば、コンドリーザ・ライス国務長官は、国務省直轄の組織である国際安全諮問委員会(International Security Advisory Board)の委員長のポジションをウォルフォウィッツに提示しており、本人はすでにこの申し出を受諾したという。同ポジションは議会承認を必要とされないので、着任は確実視されている。
2001年のブッシュ政権成立時から国防副長官を務めたポール・ウォルフォウィッツは、米軍のイラク侵攻計画で主導的役割を果たしたネオコン(新保守主義派)の中心的人物。「イラクの戦後復興はイラクの石油で賄える」と能天気な見方でイラク戦後復興を大失敗に導いた件で、ワシントン界隈では現在でも強い批判を浴びている。
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