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2008/09/30

オサマ・ビン・ラディンとアメリカ経済危機

ブッシュ大統領が再選される直前の2004年10月29日、オサマ・ビン・ラディンはビデオ演説で言った※1

「アメリカにとってさらに深刻なことだが、ムジャヒディンのせいで、ブッシュは臨時予算に頼らざるをえなくなった。アフガニスタンとイラクで戦闘を継続するためである。こうして、アメリカに出血を強いて破産に追い込むわれらの計画は成功した。アッラーの御心のままに。

このように、アル・カイダが収穫を得たことは明確であるが、一方で、ブッシュ政権も利益を手にしている。いかがわしい大企業、たとえばハリバートン社などブッシュやその政権とつながりのある会社が、いくつも大口の契約を結んでいるのを見れば、それに納得できるはずである。だが、現実に損をしているのはあなたがた、つまりアメリカ国民とアメリカ経済なのだ。」


※注1
オサマ・ビン・ラディン 発言』(河出書房新社)346ページから引用。

2008/09/29

書評:『カトリーナが洗い流せなかった貧困のアメリカ』

アメリカで最近活躍が目立っている黒人知識人を挙げるとしたら、とりあえず3人の名が頭に浮かぶ:ボブ・ハーバート※1、タビス・スマイリー※2、そして今回の書籍の著者、マイケル・エリック・ダイソンである。

そのダイソンが、2005年のハリケーン・カトリーナ大災害について論じ、ベストセラーとなった書籍『Come Hell or High Water: Hurricane Kartina and the Color of Disaster』の邦訳版が刊行されている。日本版書籍タイトルは『カトリーナが洗い流せなかった貧困のアメリカ 格差社会で起きた最悪の災害 (P-Vine BOOks) 』。

本書においてダイソンは、カトリーナ大災害の最中に起きた出来事を通じて、普段なら米国民がもっとも避けたい話題、つまり人種差別と経済格差、さらには信仰の問題について論じている。そして、彼が得意とするヒップホップ文化の代表者たちが、カトリーナ大災害について語った数々の言葉の意味を検討しながら、白人のアメリカと黒人のアメリカの経済的・意識的な格差、さらに黒人富裕層と貧困層の間に生じている溝を埋めるために今後どうすべきかを模索している。

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2008/09/24

金融危機と業界報酬額メモ

金融危機の当事者だけど儲けた人:
ファニー・メイCEOダニエル・マッド氏。2004年以来の就任以来、受け取った報酬額は現金で1,240万ドル(約13億1,214万円)。米政府による支援が決まった後で、マッド氏が退職金として受け取る予定額は930万ドル(約9億8,456万円)。
同じく当事者なのに、もっと儲けた人:
フレディマックCEOリチャード・サイロン氏。2003年の就任以来、受け取った報酬額は現金で1,710万ドル(約18億1,042万円)。米政府による支援が決まった後で、サイロン氏が退職金として受け取る予定額は1,410万ドル(約14億9,277万円)。
ずっと儲けてきて、これからもたぶん儲ける人:
米財務長官ヘンリー・ポールソン氏。米マクラッチー紙曰く、「1999年からブッシュ大統領が財務省長官に指名する2006年5月30日までの間、投資銀行最大手ゴールドマン・サックス社CEOとして、ウォールストリートで最高の利益を統括」してきた人物。2005年度の報酬額は3,880万ドル(約40億9,914万円)、ブッシュ政権入りが決まった2006年度は半年だけの勤務で現金1,870万ドル(約19億7,624万円)をボーナスとして受け取っていた。よく言われるように、ブッシュ政権とゴールドマンサックスはきわめて緊密な関係にある。7月下旬、ポールソンはゴールドマンサックス役員ケン・ウィルソン氏を金融危機対策チームに雇い入れ、財政援助策を相談。ゴールドマンサックス前副会長で、ポールソン氏の下で財務次官を務めたロバート・スティール氏は7月に財務省を離れ、大手金融機関ワコビア社の経営者に収まった。ワコビア社は問題の住宅ローン貸し付けを大量に抱えている企業で、ゴールドマンサックスにより近々買収されると噂されている。ブルームバーグ紙曰く「米政府の7,000億ドル緊急財政援助策で最大の利益を享受できる企業は、ゴールドマンサックスとモルガン・スタンレー両社かもしれない」。
最近までものすごく儲けていた人々:
金融業界人。ベア・スターンズ、ゴールドマン・サックス、リーマン・ブラザース、メリル・リンチ、モルガン・スタンレーの5社が、2007年度に社員(5社合計18万6,000人)に支払ったボーナスの合計額は390億ドル(約4兆1,074億9,200万円)で、米国史上最高額。社員1人あたりの平均ボーナス額は20万1,500ドル(約2,121万6,763円)だった。
金融危機は合衆国政府の財政と無関係と思っている人:
共和党大統領候補ジョン・マケイン。ブッシュ政権が7,000億ドルの緊急財政援助策を発表した現在でも、自分が大統領になったら富裕層向け減税を拡大し、2013年までに政府財政赤字を解消すると宣言している

2008/09/21

本日ブックマークしたニュースとメモ(2008年9月21日版)

Bookmarked Headlines 2008/09/21

チェイニー副大統領が政権内公文書を隠匿、その違法性が問われ始める(米ABCニュース)
合衆国史上もっとも秘密が多いと言われているブッシュ政権内で、過去7年半の政権犯罪の証拠隠滅とおぼしき密かな努力が続けられている。ディック・チェイニー副大統領の指揮により、イラク戦争前後の電子メール記録や、政権成立直後から開始された石油メジャーとの打ち合わせ記録等、大統領弾劾用件の調査対象になりうる公的資料の一部を、通常ならば国立公文書館に提出すべきなのに、副大統領側で隠匿している事実が明らかになり、市民団体CREWが大統領府記録法違反として副大統領を訴えた。米連邦地裁判事は副大統領側に対して、法に従い任期中の全記録を保全するよう命令した。これに対し副大統領側は、「副大統領職は行政府に含まれない」と奇妙な反論をして文書の引き渡しを拒んでいる。
ハリー・ポッター著者が英与党・労働党に100万ポンド寄付(CNN)
世界的ベストセラーであるハリー・ポッターシリーズの著者J.K.ローリング氏が、個人資産100万ポンド(約1億9,675万円)を英与党・労働党に寄付したと発表。その理由についてローリング氏は、自身の貧困生活体験を振り返りながら「ゴードン・ブラウン首相は貧困児童の支援に貢献している」と説明し、英野党・保守党側の新税制法案では、夫婦世帯への減税のために母子家庭の利益が損なわれると主張している。ブラウン首相は寄付に感謝の意を表している。英国では、イラク戦争開戦を契機に米国の戦争を支持した与党・労働党への支持率が低迷しており、最新世論調査によれば有権者の52%が野党・保守党を支持、労働党支持は24%にとどまっている。英国内報道によれば、ローリング氏の現在の個人資産は5億6,000万ポンド(約1,101億8,233万円)。

2008/09/18

本日ブックマークしたニュースとメモ(2008年9月18日版)

Bookmarked Headlines 2008/09/18

パキスタン陸軍、米軍の越境攻撃に応戦(英ガーディアン紙)
今年7月、アフガニスタン・パキスタン国境地域に展開する米軍特殊部隊に対し、ブッシュ大統領は極秘裏にパキスタン領内での攻撃を認める決定を下した。これに対しパキスタン陸軍は、米軍の戦闘ヘリが越境してきたら応戦するよう指示されており、パキスタン陸軍と米軍が事実上の交戦状態になりつつあるというニュース。タイムズオブインディア紙によれば、かつて米国がパキスタン空軍に販売したF16戦闘機が、今ではアフガン国境沿いで米空軍爆撃機と交戦する可能性も高まっているという。任期満了が迫るブッシュ政権が、無責任に世界各地で戦争を拡大させ、その後始末を次期大統領に押しつけるという形になっている。パキスタン領内での攻撃を許可した背景には、11月の大統領選挙前にオサマ・ビン・ラディン拘束・殺害のニュースを米国民に届けたいというブッシュ共和党政権の思惑も見え隠れする。

2008/09/14

「パンドラの箱を開けたのは誰だ」CNNのプーチン首相独占インタビュー

2008年8月28日木曜日、黒海に面したロシアのリゾート地であり、2014年の冬季オリンピック開催予定地でもあるソチを訪問中のロシア首相ウラジミール・プーチンに、CNN特派員マシュー・チャンスが独占インタビューを行った。今回はCNNサイトに掲載されたインタビュー内容全文以下に翻訳した。(CNNのインタビュー映像リンク

ロシア首相ウラジミール・プーチン

CNNのインタビュー中、プーチン首相はロシア、グルジア及び南オセチア自治州の歴史的経緯について詳細に説明し、米国への経済制裁(実効性は疑問)を示唆している。また、G8(主要国首脳会議)から除外される可能性については、「インドと中国が参加しない経済会議など意味がない」と一蹴、さらにきわめて率直にアメリカ批判、特にメディア工作批判を展開している。

また、インタビューの中でプーチン首相は、8月7日に勃発したグルジア紛争は、2008年大統領選挙における政策課題にするために、米政府が画策した疑いがあると批判した部分が話題になった。この疑惑については、米国側は武器支援だけでなく、紛争勃発の直前にもグルジア国内で同国特殊部隊に軍事訓練を行っていた事実が、英フィナンシャル・タイムズ紙の調査報道で暴露されている。(米軍側は、グルジア軍特殊部隊を訓練した目的は、アフガニスタンのNATO軍治安活動に参加させるためと説明している)

報道によれば、米国防総省は、グルジア軍訓練業務を民間軍事企業MPRI社とアメリカン・システムズ社に委託していたという。両社は2008年1月から4月にかけて、米軍特殊部隊出身者15人からなる教官チームをトビリシに派遣、グルジア特殊部隊向けに“特殊部隊用基礎訓練”を行い、さらに8月11日から70日間の第二期訓練を実施する予定であった。両社の訓練担当者が現地に到着したのは8月3日で、グルジア軍が南オセチアへの攻撃を開始したのは8月7日。これは、米政府がグルジア紛争を直接扇動しているというプーチン露首相の主張を裏付ける事実のひとつといえる。

なお、米CNN放送は、プーチン首相との30分独占インタビューというスクープをモノにしながら、その発言内容をブツ切りにして報道したため(プーチン首相の話は米側に都合の悪い部分が多かった)、クレムリン側は激怒しており、CNNモスクワ支局スタッフ向けビザ延長を認めないなどの懲罰措置を行うとの噂が広がっている。ロシア国内ではCNNインタビューは全編放送されたらしい

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2008/09/11

本日ブックマークしたニュースとメモ(2008年9月11日版)

Bookmarked Headlines 2008/09/11

民主党バイデン議員、さっそく失言:「ヒラリーのほうが適役だった」
ニューハンプシャーで遊説中の民主党副大統領候補ジョー・バイデン上院議員が、早くも失言を披露。曰く、「ヒラリー・クリントンのほうが私よりはるかに合衆国副大統領に適任ですよ。」同僚議員のヒラリーを讃えるつもりで言ったのだろうが、これでは彼を指名したバラク・オバマの立場がない。
女優ジーナ・ガーションが体当たりでサラ・ペイリンのモノマネ披露
コメディ動画サイトFunny or Dieで、ハリウッド女優ジーナ・ガーションがサラ・ペイリンのパロディ選挙ビデオに主演し、大熱演!「最近、おかしな噂が伝わっているようですが、この際はっきりさせておきましょう。皆さんにも経験がおありでしょうけど、私は6年間に5つの大学へ行って、ジャーナリズムの学位を取得したんです。・・・バラク・オバマの行った大学はたったのひとつなんですよ!」という感じで、ペイリン知事をトコトン茶化している。ところでジーナ・ガーションといえば、民主党予備選の真っ最中にビル・クリントン元大統領との親密さが噂にのぼっていたんだが・・・。
See more Gina Gershon videos at Funny or Die

2008/09/10

本日ブックマークしたニュースとメモ(2008年9月10日版)

Bookmarked Headlines 2008/09/10

南オセチア自治州でグルジア軍の攻撃により1,600人の市民が殺害、うち500人の埋葬を確認(ロイター通信)
8月7日・8日に行われたグルジア軍侵攻による爆撃と砲撃により、南オセチア自治州の市民1,600人ほどが殺害されたと南オセチア自治州政府が発表。500人分の遺体の埋葬地と殺害状況を確認できたとしている。
ロイヤル・ダッチ・シェルがイラク・バスラの液化天然ガス開発契約を獲得(AFP)
西側エネルギーメジャーとして初めて、シェルがイラク資源権益を獲得。イラク南部バスラの液化天然ガス開発のため、イラク国営石油企業サザン・オイル・カンパニーと合弁でベンチャー企業を設立する。新会社の出資比率はイラク51%、シェル49%。最大40億ドルほどの事業規模になるという。

2008/09/09

本日ブックマークしたニュースとメモ(2008年9月9日版)

Bookmarked Headlines 2008/09/09

ボブ・ウッドワードのブッシュ政権内情暴露シリーズがポスト紙で連載
ウォーターゲート事件における活躍により、調査報道というスタイルの見本となったワシントンポスト紙のボブ・ウッドワードが、最新著作『The War Within: A Secret White House History 2006-2008』の発売に合わせて、ポスト紙上でシリーズ記事『The War Within: The inside story of how President Bush's team dealt with its failing Iraq strategy』を連載している。内容は、ブッシュ政権のイラク戦争政策のターニングポイントとなる「増兵政策」をめぐるホワイトハウスと軍部のやりとりを描写したものだ。特集ページではウッドワード本人によるCBSニュースインタビュー動画、ブッシュ大統領へのインタビュー録音も公開されている。米国政治の内情を知る上で非常に興味部会が、見方によっては、これ自体おおがかりなホワイトハウスの広報ページのような様相だ。実際、ブルームバーグ紙記者クレイグ・セリマンは、「ウッドワードの自己陶酔的なブッシュ大統領史」と同著を酷評しており、ウッドワード氏は独占インタビューできた相手のことしか書いていないと批判している。実際、ホワイトハウスの悪行のほとんどを指揮しているディック・チェイニーについてはほとんど著作で触れず、ラムズフェルドへの言及も少ないとのこと。大事件を次々と起こしたカール・ローブやアルベルト・ゴンザレスについてもあまり扱われていないようだ。つまり、ホワイトハウス内幕本としては書かれている内容が少なすぎるという批判が起きている。
イスラム各国で拡大する9/11テロ謀略説(ニューヨークタイムズ紙)
9/11テロを起こしたのはビン・ラディンとその一味だが、作戦計画には米国政府とイスラエルも関与していた-という謀略説が、イスラム各国で定説可しつつあるというニュース。カイロ大学で観光学を学ぶヒシャム・アバス氏はインタビューで言っている:「9/11テロの後に起きたことを考えてみてください。アメリカは二つのイスラム国を侵略した。彼らは9/11テロを口実にイラクに侵攻した。サダムを殺した後で、イラク国民を拷問している。どうすればアメリカ人たちを信用できると言うんです?」

2008/09/08

本日ブックマークしたニュースとメモ(2008年9月8日版)

Bookmarked Headlines 2008/09/08

(随時更新中)

世論調査でマケイン陣営が逆転リード
サラ・ペイリンのサプライズ効果が早くも数字で表れ始めた。ギャラップ社の最新米世論調査(マケインの指名受諾演説直前に実施された)によれば、マケイン支持が48%、オバマ支持が45%。先週火曜日の時点では、オバマ50%、マケイン42%だった。同じ日に発表されたラスムッセン社の調査でも、マケイン、オバマ共に48%で並んでいる。さらに、共和党全国大会終了後の日曜日に実施されたUSAトゥデイ・ギャラップ共同世論調査によれば、マケイン50%、オバマ46%と、マケイン陣営のリードが拡大している。
8月末に開催された米民主党全国大会のテレビ放送平均視聴者数は3,020万人、一方9月1日から開催されていた米共和党全国大会の平均視聴者数は3,450万人。指名受諾演説のテレビ中継では、オバマ、マケイン、さらにサラ・ペイリンが共に4,000万人ほどの視聴者を集めたというから、つまり民主党副大統領候補ジョー・バイデンの注目度だけがあまり高くないことになる。

2008/09/05

本日ブックマークしたニュースとメモ(2008年9月5日版)

Bookmarked Headlines 2008/09/05

(最終更新午後10時29分)
ボブ・ウッドワードの最新著作、9月8日全米発売
ブッシュ政権のインサイダーとして知られるワシントンポスト紙編集主幹ボブ・ウッドワード記者の最新著作『The War Within: A Secret White House History 2006-2008』が来週月曜日(9月8日)に発売されるが、その内容がボツボツ公開されはじめている。新たに暴露されたブッシュ政権の秘密とは・・・・:
  • ブッシュ政権はイラクのマリキ首相や側近たちを盗聴監視している。
  • ブッシュ政権のイラク増派戦略は、イラク治安回復の主要な要因ではない。むしろ戦地での"画期的な”諜報工作活動の成果である。
  • ラムズフェルド国防長官の後継にロバート・ゲイツを選択したのはブッシュ大統領の個人的な決定で、ディック・チェイニー副大統領はその人事に反対していた。
ところで、今回のウッドワード本でもっとも注視されているのは、彼自身も関与しているバレリー・プレイム事件についてどれくらい言及されているか、である。ウォーターゲート事件での華々しい活躍からすでに30年以上経過し、最近ではウッドワード氏本人と共和党、及びブッシュ政権との癒着も指摘され、ジャーナリズムの観点からウッドワード氏を批判する声も聞かれるようになった。ウッドワード本については、書かれていることも興味深いが、書かれていないことのほうが重大ということになるのかもしれない。

マイケル・ムーアが最新ドキュメンタリー作品を無料公開

Michael Moore's SLACKER UPRISING

『野球帽を被ったむさ苦しい男』として全米で知られるアクティビスト兼ドキュメンタリー作家のマイケル・ムーアが、最新作品をオンラインで無料配信すると発表した。

最新作品タイトルは『Slacker Uprising』(怠け者の蜂起)。内容は、2004年度大統領選挙時に全米62都市で行った講演活動の様子を記録したものらしい。すでに公開されているプロモーション映像は以下のとおり:

無料公開日は9月23日で、アメリカ合衆国およびカナダに在住し、同作品の公式サイト上でサインアップした人のみ視聴することができる。


2008/09/03

本日ブックマークしたニュースとメモ(2008年9月3日版)

Bookmarked Headlines 2008/09/03

(最終更新午後11時47分)
アフガニスタンで米軍の戦死者数が500人を超える(CNN)
2001年の軍事侵攻以来、アフガニスタンで戦死した米軍兵士の数が先週土曜日で500人を超えてしまった。いつの間にか再興したタリバン軍の猛攻により、駐留連合軍全体では940人の兵士が戦死している。米英連合軍側は、8月に行ったアフガン南部総攻撃で、連合軍戦死者数の4倍を超えるタリバン兵を殺した、と戦況の好転を強調している。
アフガニスタンでは、8月18・19日の戦闘でフランス軍兵士10人が戦死し、21人が負傷した件でサルコジ大統領への批判が高まっている。この事件については、仏ルモンド紙が、現地で負傷した兵士の談話として、NATO軍(米空軍)の誤爆と地上軍の誤射によるものと報道しており(仏軍当局は否定)、最新世論調査によればフランス国民の55%が戦場からの撤退を求めている。
また8月下旬には、アフガン北部クンヅスの検問で、一般市民の乗る車両にドイツ兵が発砲し、女性1人と子供2人が殺害され、子供4人が負傷した事件が発生し、ドイツ国内でもアフガン撤退の声が高まりつつある。
こうしたNATO側の苦境を眺めるロシアのラヴロフ外務大臣は、グルジア紛争を契機として揺らぐNATOとの関係について「NATOがロシアを必要とするほどにはロシアはNATOを必要としているわけではない。」と嘲笑。「NATOの運命はアフガニスタンで決まるだろう。」と話している。
チェイニー米副大統領がアゼルバイジャン訪問、現地石油メジャーと話し合い(CNN)
エネルギー紛争地帯に必ず現れる人物、その名はディック・チェイニー。アゼルバイジャン首都バクーでBP社とシェブロン社を招いて話し合いを行ったという。

2008/09/01

先週の米国政治ジョーク傑作選(2008/09/01)

ジェイ・レノ:
「オリンピック楽しんでますか?凄いね。でも開会式でちょっと感情的な場面があったね。中国国内の56民族を代表する子供たちが入場してきたときです。その後農場主とスニーカー工場主が言ったんです:“オーケー、休憩時間は終わりだ!バスに戻れ!早くしろ!”」
ジェイ・レノ:
「ハリケーン・フェイがフロリダ州を襲ってたくさんの家が水浸しになりましたが、そのほとんどがジョン・マケイン所有でした。実際、今夜は(ゲストの)マケイン上院議員に寛いでいただくために、番組では7つの衣裳部屋を用意しました。」
ジェイ・レノ:
「おおっと、こりゃ面白いね。1814年の今週、英国兵士がホワイトハウスに火を放ったんですよ。ご存知でした?そうです。その時ホワイトハウスは、1人の勇敢な若い兵士、ジョン・マケインによって救われたのです。」
以上トゥナイト・ショーwithジェイ・レノ2008年8月25日
ジェイ・レノ:
「あーオリンピックが終わったねー。オリンピックの素晴らしいところは、敵同士が数日間だけ仲良しのフリができることかな。あっ失礼、そりゃ民主党大会のことだった。」
トゥナイト・ショーwithジェイ・レノ2008年8月26日
デビッド・レターマン:
「デンバーでは民主党大会が開催中で、警備はナンシー・ペローシの顔よりも厳しいそうです。」
レイト・ショーwithデビッド・レターマン2008年8月25日
デビッド・レターマン:
「ニューヨークは今日もいい日です。そうでしょ?すごくいい日ですよねえ?ここニューヨークでは今日はとても良い日なので、ジョン・マケインはここで一軒家を買うことにしたそうです。」
レイト・ショーwithデビッド・レターマン2008年8月26日


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本日ブックマークしたニュースとメモ(2008年9月1日版)

Bookmarked Headlines 2008/09/01

共和党全国大会、ハリケーンで予定大幅変更へ(ワシントンポスト紙)
ミネソタ州セントポールで本日から開催される共和党全国大会が、ハリケーン・グスタフの上陸に伴いスケジュールを大幅変更されることになった。3年前の同時期に直面したハリケーン・カトリーナ災害の大失策を繰り返すまいと米共和党側は戦々恐々としている。ルイジアナ州・ミシシッピ州ではすでに住民に避難命令が出され、ミネソタ州で演説予定だったブッシュ大統領は、テキサス州オースティンのハリケーン災害対策本部に向かうことになった。民主党・共和党量大統領候補陣営は、災害対策活動を通じたリーダーシップをアピールする最初の機会を迎えている。ちょうど3年前のハリケーン・カトリーナ上陸時、マケインとブッシュ大統領は災害状況を知らずに暢気に自身の誕生日を祝うという大失敗を演じ、それが共和党の支持率大幅下落に繋がった。今回のハリケーン災害対策で、マケイン陣営が適切なリーダーシップを発揮できれば、3年前とは逆に大幅支持率アップの契機となるだろう。天気予報では、ハリケーン・グスタフは1日昼間にもニューオリンズ付近に上陸するとみられている。

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