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2008/09/24

金融危機と業界報酬額メモ

金融危機の当事者だけど儲けた人:
ファニー・メイCEOダニエル・マッド氏。2004年以来の就任以来、受け取った報酬額は現金で1,240万ドル(約13億1,214万円)。米政府による支援が決まった後で、マッド氏が退職金として受け取る予定額は930万ドル(約9億8,456万円)。
同じく当事者なのに、もっと儲けた人:
フレディマックCEOリチャード・サイロン氏。2003年の就任以来、受け取った報酬額は現金で1,710万ドル(約18億1,042万円)。米政府による支援が決まった後で、サイロン氏が退職金として受け取る予定額は1,410万ドル(約14億9,277万円)。
ずっと儲けてきて、これからもたぶん儲ける人:
米財務長官ヘンリー・ポールソン氏。米マクラッチー紙曰く、「1999年からブッシュ大統領が財務省長官に指名する2006年5月30日までの間、投資銀行最大手ゴールドマン・サックス社CEOとして、ウォールストリートで最高の利益を統括」してきた人物。2005年度の報酬額は3,880万ドル(約40億9,914万円)、ブッシュ政権入りが決まった2006年度は半年だけの勤務で現金1,870万ドル(約19億7,624万円)をボーナスとして受け取っていた。よく言われるように、ブッシュ政権とゴールドマンサックスはきわめて緊密な関係にある。7月下旬、ポールソンはゴールドマンサックス役員ケン・ウィルソン氏を金融危機対策チームに雇い入れ、財政援助策を相談。ゴールドマンサックス前副会長で、ポールソン氏の下で財務次官を務めたロバート・スティール氏は7月に財務省を離れ、大手金融機関ワコビア社の経営者に収まった。ワコビア社は問題の住宅ローン貸し付けを大量に抱えている企業で、ゴールドマンサックスにより近々買収されると噂されている。ブルームバーグ紙曰く「米政府の7,000億ドル緊急財政援助策で最大の利益を享受できる企業は、ゴールドマンサックスとモルガン・スタンレー両社かもしれない」。
最近までものすごく儲けていた人々:
金融業界人。ベア・スターンズ、ゴールドマン・サックス、リーマン・ブラザース、メリル・リンチ、モルガン・スタンレーの5社が、2007年度に社員(5社合計18万6,000人)に支払ったボーナスの合計額は390億ドル(約4兆1,074億9,200万円)で、米国史上最高額。社員1人あたりの平均ボーナス額は20万1,500ドル(約2,121万6,763円)だった。
金融危機は合衆国政府の財政と無関係と思っている人:
共和党大統領候補ジョン・マケイン。ブッシュ政権が7,000億ドルの緊急財政援助策を発表した現在でも、自分が大統領になったら富裕層向け減税を拡大し、2013年までに政府財政赤字を解消すると宣言している

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