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2009/01/24

オバマ大統領、パキスタン北部集落へのミサイル攻撃を指示、子供3人が死亡

1月23日、パキスタン北部の集落で、米軍の無人機によるミサイル攻撃が行われ、現地の住民15人が殺害された。そのうち7人は親タリバン系武装兵とみられるが、現地の子供も3人が巻き添えで死亡したと報道されている

この地域では、ブッシュ政権末期の昨年夏から頻繁に同様のミサイル攻撃が行われ、標的とされた“テロリスト”と共に、すでに大勢の住民が巻き添えで殺害され続けている。米政府の公式発表では、昨年9月以来ミサイル攻撃はおよそ30回実行され、220人以上を殺害したとしている。

折しも22日、オバマ大統領はパキスタン・アフガニスタン特使としてリチャード・ホルブルック元国連大使を任命したばかりである。オバマは、選挙期間中から「テロ戦争」政策の一貫としてパキスタン国内への直接攻撃を主張しており、今回の攻撃は、ただ単にブッシュ政権の軍事作戦を継続するだけでなく、オバマ大統領が公約通りアフガニスタン・パキスタン地域での戦争拡大戦略をさっそく実行に移したものとみられている。

今回のミサイル攻撃報道に関して、ホワイトハウスは今のところ沈黙している。同様に、日本のオバマ支持団体も、今のところ沈黙を保っているようだ。

「我々は拷問をしない」合衆国大統領がお約束

1月22日、オバマ米大統領は、ブッシュ前大統領の推進した悪名高きテロ戦争の遺産の象徴ともいえるグアンタナモ刑務所の1年以内閉鎖と、CIAが全世界に張り巡らせた強制収容所ネットワークの閉鎖を命ずる大統領令に署名した。

カメラの前で、オバマは宣言した。「我々は拷問をしない」。ホワイトハウス入りして2日で、新大統領は重要な公約のひとつを果たす姿勢を見せ、世界中に拡大したオバマ支持者を大喜びさせた-ああ、やっぱりアメリカ合衆国は世界のモラル・リーダーなんだ!人権が最も尊重される自由の国なんだ!これこそ国民が信ずる変革だ!USA!USA!

・・・いや、ちょっと待てよ。・・・・

我々は拷問をしない。

-ジョージ・W・ブッシュ大統領、2005年11月7日の記者会見で発言

拷問はしないが、情報を得るために尋問はする。

-ジョージ・W・ブッシュ大統領、2006年9月6日付CBS放送の独占インタビューで発言

オバマ、声が変わっただけで、言ってることは前任者と似すぎていないか?

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2009/01/20

欺瞞の宣誓:「変革」か、あるいは「終わりの始まり」か

1993年、ビル・クリントンの大統領就任式開催のために集まった献金額は、約3,300万ドル。その大部分は、お土産物やチケットの売り上げで賄われた。10万ドルを超える献金をした支持者はわずか13人。

2005年、ブッシュ大統領2期目就任式のために集まった献金額は、約4,280万ドル。その90%はロビイストや、大企業及びそれら企業の経営者が支払った。ウォールストリートの投資企業、保険企業、石油メジャー、ホテルやカジノチェーンが、資源開発や移民雇用分野での規制緩和を求めて大量の献金を行った。そしてブッシュ政権はキチンとそれら大口献金者の期待に応えてきた。当時、民主党支持者たちはブッシュのことを「金権政治だ!」と声を大にして批判していた。

2009年、オバマ大統領の就任式開催のために集まった献金額は、現在までにおよそ4,100万ドル。 大統領選挙時の資金同様、タテマエでは大企業やロビイストの影響力を排除するフリをしてきたオバマだが、実際には金融・保険・不動産業界を筆頭に、小売業界から広告業界まで幅広く献金を集めており、ロビイストからも300万ドルほど受け取っている

選挙キャンペーンですでに約600億円以上も出費したあげくに、エイブラハム・リンカーンが使った聖書に手をおくという馬鹿げた政治プロパガンダのために40億円以上浪費するオバマ政権。おまけに、会場整理や警備のために、連邦政府はおよそ14億円ほど緊急出費するが、実際に必要とされる費用は67億円を超えるらしいブッシュを批判した民主党支持者は恥ずかしくないのだろうか。「100年に一度の経済危機」と言いながら、アメリカ国民のだれも「モッタイナイ」とは思わないのだろうか?

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2009/01/05

ガザの大虐殺

2008年12月27日から始まったイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃は、人口密集地への空爆から地上軍による侵攻へとエスカレートし、現在もイスラエル軍とハマスとの間で交戦が続いている。1月4日までの時点で、イスラエル側は5人が死亡し9人が負傷、一方パレスチナ側は少なくとも454人が死亡し、負傷者は2,300人以上と報道されている。(source:英ガーディアンの特集図解記事

イスラエル側は「人道に配慮した攻撃」と繰り返しPRしているが、国連の発表によれば1日の時点で少なくとも34人の子供が爆撃で死亡しており、現在も女性や子供を含む多数の武器を持たぬ一般市民が殺害されているのは現地からのリアルタイム報道を見れば明らかである。

2008年12月18日、少なくとも形式上は6ヶ月間続いていたイスラエルとの暫定停戦合意を破棄すると宣言したハマスは(途中11月にイスラエル軍がガザ地区を攻撃し、ハマス側もロケット攻撃で報復)、イスラエル領内へ80発ほどのロケットを発射し、攻撃を再開した。イスラエル側にこの攻撃による人的被害はなかったが、その後続くハマス側による散発的なロケット攻撃は、結果としてイスラエル政府に(あらかじめ周到に計画された)大規模な軍事侵攻への口実を与えることになった。

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