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2016/05/28

「歴史的訪問」とオバマ政権の遺産

2016年5月27日、現職の合衆国大統領として初めて、バラク・オバマが広島を訪問した。

平和記念資料館を視察、原爆死没者慰霊碑で献花し、演説した。

被爆者の森重昭さんをハグするオバマをとらえた写真が世界に配信された。

歴史的な1日だったか?それは間違いなくそうだ。

多くの人々に「HOPE」をもたらしたオバマ政権の8年間は、映像だけ見ればヒロシマ訪問で錦を飾ったようにも思える。

しかし実際のところあのHOPEはどうなった?合衆国第44代大統領は8年間で何を成し遂げた?

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2011/02/21

書評:『ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争』

「利用者参加型オンライン百科事典「ウィキペディア」と同様の形式を使い、政府などの内部告発文書を公開、検索できる場をネット上に作ろうという「ウィキリークス(Wikileaks.org)」計画が進んでいる・・・」。2007年1月24日、産経新聞はそう報じていたらしい。たしかにそんなニュースを目にした憶えがあるが、あの頃はたいして気にもとめなかった。

しかし、それからわずか4年後、毎日ニュースサイトをチェックする中で、ウィキリークスに関する報道を追わない日はなくなった。しかも今年になってからは、ウィキリークス関連の書籍刊行が続いている。今回はその中でも特に重要な書籍、『ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争』(講談社)を読んだので感想を報告。この本は、ウィキリークスと連動報道してきた英ガーディアン紙の書籍『WikiLeaks: Inside Julian Assange's War on Secrecy』の邦訳である。この邦訳本、おそらく当初は英日同時刊行の予定で物凄い勢いで翻訳編集作業が行われたはずだ。実際にはガーディアン紙が英国内で予定よりも早く刊行し、しかもその抜粋をいち早くオンラインで公開してしまったが、大急ぎで出版された邦訳本にしては、カバーデザインから翻訳内容まで、実に良くできている。


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2010/12/30

ウィキリークス:その前夜

2007年1月15日、ワシントン・ポスト紙のエリザベス・ウィリアムソン記者が興味深い記事を公開した。オンライン百科事典サイトとしてすでに成功していたウィキペディアと同じアプリケーション環境を用い、「政府書類を匿名で投稿できるサイト」が2ヵ月後に公開されるというのだ。※1

そのサイトはウィキリークス(Wikileaks)という名称で、ジェイムズ・チェンという人物が主催し、Wikileaks.orgというドメイン名で公開される予定だった。正式公開前にも関わらず、すでにインターネット上では大変な話題になっているということだった。

「計画通りとはいえ予想外に早すぎますが、ウィキリークスは倫理的漏洩と開かれた政府を促進する人々にとって世界的なムーブメントになろうとしています。」チェン氏はポスト紙の取材にそう語っている。今や幻となった主催者のこの予言的な説明は、それから4年近く経過した今、現実の事態となっている。

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