「合衆国大統領が何か発言する場合、それは本気です。世界からの信頼を勝ち取るには、我々の発言内容は本気でなければいけません。」
---ジョージ・W・ブッシュ、2006年1月11日の演説における発言
75%の幻想
先日行われた2006年度一般教書演説において、ブッシュ大統領はアメリカの石油中毒ぶりを嘆き、石油に代わる代替エネルギーの研究開発に取り組み、水素自動車やハイブリッド自動車の増加を促進し、目標値として「
2025年までに中近東地区からの石油輸入量を75%以上削減してみせる」と豪語した。
すると次の日、米エネルギー省のサミュエル・ボドマン長官は大統領の掲げた目標を「単なる例え」と表現。中近東地区からの石油輸入削減についても早期の実現は困難であると説明した。ブッシュ大統領の公約は、発表からわずか1日で、当局者によってあっさり否定されたわけである。
「本気でもないのに、なぜブッシュ大統領は中近東地区からの石油輸入量削減について演説で言及したのか?」という記者の質問に、或る大統領側近は「大統領は、聴衆が理解しやすいように課題を誇張したかっただけ」と暴露している。
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『石油中毒』
2006年1月31日、第43代合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュは下院議場で年頭恒例の一般教書演説を行った。相変わらず自画自賛とウソの目立つ内容だが、今回の演説では、新たに興味深いフレーズが登場した。大統領はこう言ったのである:
「アメリカは石油中毒で、その多くは政情が不安定な地域からの輸入に依存しているのです。」
(America is addicted to oil, which is often imported from unstable parts of the world.)
石油中毒!?今更何を・・・?全米国民の約半数はそう思ったことだろう。米有名ブログ『
Attytood』は、これを揶揄する替え歌『Addicted to Oil(石油におぼれて)』
(故ロバート・パーマーの80年代大ヒット曲『Addicted to Love(恋におぼれて)』のパロディ)を
即座に掲載した。その歌詞は以下のような感じ:
灯りはついても 家には居られない
お前の心はチェイニーのモノ
冷や汗かいて 体は震える
落ち着くために もう一杯飲まなきゃ
スクーターは辞めちゃった 支持率は悲惨
間違いなくお前は嵌ってる
弾劾の噂で窒息しそうだ
次の戦争こそ お前が必要とする全てだ
おおっと、難題から国民の目を逸らしたいんだろう?oh yeah!
そろそろ真実に気づかれそうだ エクソンはもっと稼ぎたがってるんだ
もう認めろよ、お前は石油中毒なんだ
メモまで暴露された でもお前は読めない
だからイランを攻撃しなきゃ
兵隊達を 2倍働かせて
次の戦争を始めれば 全ては俺のモノ それしかないさ
燃料なんて蓄えてない
国民にはひたすら忘れて欲しいんだ
いくらか残りがあっても
シェブロンは気にも留めないよ
おおっと、大統領職は苦労の連続だと言いたいんだろ?oh yeah!
でも本音は、中東が沸騰するのを見たいだけなんだ
もう認めるしかない、 お前は石油中毒なのさ
認めろよ、 お前は石油中毒だ
認めろよ、 お前は石油中毒だ
認めろよ、 お前は石油中毒だ
認めろよ、 お前は石油中毒だ
(以下略)
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