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選挙

2008/12/23

2004年度大統領選挙における電子投票システム不正への関与が疑われた重要証人が事故死

マイケル・コネル氏

事故死した共和党系選挙ITコンサルタントのマイケル・コネル氏(享年45)。


ジョージ・ブッシュ大統領再選キャンペーンと、ジョン・マケインの2008年度大統領選挙キャンペーンでITコンサルタントを務め、“ブッシュの頭脳”カール・ローブのIT教祖と讃えられたコンピューター技術者マイケル・コネル氏が、19日に飛行機事故で死亡したと地元メディアが伝えている。

オハイオ州のアクロン・ビーコン紙によると、12月19日午後6時頃、コネル氏自ら操縦する自家用飛行機が、オハイオ州アクロン・カントン空港に隣接する住宅に墜落・炎上し、コネル氏本人の死亡が確認されたとのこと。事故原因は目下調査中とされる中、関係者からは謀殺の声も上がっている。デモクラシー・ナウもこの件で特集を放送している

マイケル・コネル氏は、2004年度大統領選挙で、大混乱となったオハイオ州の電子投票機を巡り、民主党ケリー候補への投票をブッシュ側へ変換する細工を行ったとの疑いをもたれ、2008年に地元市民団体から訴えられていた。今年10月には同裁判で証人として出廷し、選挙不正の嫌疑を否定したばかり。訴訟を提起したクリフォード・アーンベック弁護士は、重要証人であるコネル氏の身辺に危惧を感じ、今年7月に司法省に証人保護申請をしていた。

地元テレビ局の報道によれば、亡くなったマイケル・コネル氏は、最近では親しい友人たちから、破壊工作の恐れがあるので飛行機の操縦を控えるよう忠告されており、過去2ヶ月間で2度、航空機の不具合で飛行をキャンセルしていたという。2004年度大統領選挙時の不正問題を追及してきた関係者たちは、コネル氏の件に謀殺の疑いもあるとして、当局による事故原因調査の展開を注視している。

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2008/05/25

オバマ暗殺を扇動するヒラリー

5月26日に追記しました
Hillary

2008年5月23日、サウスダコタ州アーガスリーダー紙編集部のインタビューで、敗色濃厚にも関わらず選挙活動を続ける理由について問われたヒラリー・クリントン上院議員は言った:

「1992年の時は、6月半ばのカリフォルニア州予備選に勝利するまで、私の夫は党推薦を獲得できなかったんですよ。ボビー・ケネディがカリフォルニア州で6月に暗殺されたのは誰でも憶えてますよ。」


つまり、ヒラリーの脳内プランによれば、ライバルのバラク・オバマ候補は、党の推薦を受ける前に、無残にも暗殺されるというわけだ。

ヒラリーのイカれた発言にバラク・オバマも仰天しているだろうが、一番驚いているのは、暗殺されたボビー・ケネディの子孫たちだろう。ボビー・ケネディの子供のうち、ロバート・ケネディ・ジュニア弁護士、姉のキャサリン・ケネディ、妹のケリー・ケネディの3人は、ヒラリー・クリントンを推薦しているのだ。(JFKの娘キャロライン、JFKの弟ロバート・ケネディ上院議員とその息子パトリック・ケネディ下院議員はオバマを推薦している)

周囲の批判に気づいたヒラリーは、慌てて「ケネディ家に無礼であったとすれば後悔している」と、謝罪に似た曖昧な会見を開いた。肝心のオバマ陣営に対する謝罪はナシである。


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2008/02/26

大統領選挙とロビイスト:金で買えるアメリカ外交

「われわれは、しばしば、自分より権勢を持つ人々に愛を感じているつもりになる。とはいえ、われわれに友情を感じさせるのは利害関係だけなのだ。われわれは、彼らに何かよいことをしてあげたいから献身するのではない。お返しをしてほしいからである。」

-『運と気まぐれに支配される人たち―ラ・ロシュフコー箴言集 (角川文庫)』-


日本政府首脳がアメリカ政府首脳に会談を申し込む場合、どのような手順を経由するのだろうか?少なくとも政策談義をするつもりなら、ワシントンの流儀に従って、金でアポイントを買うというのが一番確実といえるだろう。

実際に、2002年度、当時のマレーシア首相マハティール氏は、米政府との関係改善を図るため、保守系シンクタンクのヘリテージ財団を通じ、共和党系スーパーロビイストのジャック・エイブラモフ120万ドル支払って、ブッシュ大統領とのホワイトハウス会談を実現させている

一体アメリカの外交政策は、どの程度まで金で買えるだろうか?この疑問に答えるべく、米ABC放送調査報道チームが、2008年2月1日付の報道で、外交ロビイストと大統領候補の蜜月関係を暴いている。非常にわかりやすい情報なので、以下に一部要約してご紹介しよう。

See a chart of presidential fundraisers lobbying for foreign governments.

諸外国と外交ロビイスト、ヒラリー、マケイン、ロムニーの相関図:クリックで拡大(source:ABC放送サイトのFlash画像より


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2008/01/30

石油・軍需業界が史上最高益を更新の見込み

原油価格が1バレル100ドルを突破した2008年、石油メジャーはますます絶好調になるらしい。


CNNMoneyの報道によれば、2007年度エクソン・モービル社がまたしても米国企業史上最高益記録を更新する可能性があるという。

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2007/12/17

選挙不正大国アメリカ

ニューヨークタイムズ紙が、12月15日付けの報道で、アメリカ国民を慌てさせている。書き出しはこんな感じだ:

シンシナティ発:過去2回の大統領選挙で、ブッシュ大統領陣営に僅差の勝利をもたらしたオハイオ州で使用された5種の電子投票システムの全てが、内部に深刻な欠陥を抱えており、2008年度大統領選挙の整合性を低下させる可能性があると、オハイオ州選挙管理当局が報告している。「予想よりはるかに酷い」調査を率いたオハイオ州務長官ジェニファー・ブルナーは言う。「ひとつぐらいは他より良い結果が出せると望んでいたのですが」(以下略)

タイムズ紙の報道では、問題のある電子投票機械のメーカーとして、Elections Systems and Software(ES&S)社、Premier Election Solutions社、Hart InterCivic社を挙げている。Premier Election Solutions社は、2004年選挙ですでに問題が指摘され、評判を落としたDiebold(ディーボールド社)の新しい社名である。興味深いのは、ライバル社であるはずのES&S社を創業したのは、ディーボールド社元CEOのボブ・ウロセビッチ氏で、ディーボールド社副社長とES&S社の社長は兄弟であり、この2社だけで全米選挙の実に80%を運営しているという事実だ。

このES&S社という企業について、日経ビジネスは先ごろ面白い報道をしている。以下に記事の一部を引用する:

11月13日。来年2月に実施される京都市長選で電子投票の導入を決めた上京区は、システムの入札を実施した。今回は、米ES&S(エレクション・システムズ・アンド・ソフトウェア)と日本の電子投票普及協業組合(EVS)の一騎打ちとなった結果、日本のEVSが受注した。

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2007/10/22

2008年アメリカ大統領選挙:最新選挙資金動向

米連邦選挙管理委員会(FEC)は、2007年10月15日付けで最新の大統領候補者選挙資金報告を公開した。そこで、第三四半期(2007年7月1日から9月30日)締め後の候補者別の数字を以下に一覧表にまとめてみた。まずは民主党から:

民主党候補者選挙資金情勢(2007年9月30日末時点)
候補者名資金総額総支出額手持ちの現金第三四半期集金額
ヒラリー・クリントン$90,935,788$40,472,775$50,463,013$26,082,347
バラク・オバマ$80,256,427$44,169,236$36,087,191$20,419,020
ジョン・エドワーズ$30,329,152$17,932,103$12,397,048$6,987,596
ビル・リチャードソン$18,699,937$12,878,349$5,821,588$5,229,967
クリス・ドッド$13,598,152$9,723,278$3,874,874$1,467,093
ジョー・バイデン$8,215,739$6,329,324$1,886,340$1,723,356
デニス・クシニッチ$2,130,200$1,803,576$327,094$1,010,963
マイク・グラベル$379,795$362,268$17,527$130,598

民主党トップ、ヒラリー・クリントンの選挙資金総額は早くも100億円を超え、勢いは現在も続いている。彼女を追うバラク・オバマとジョン・エドワーズはヒラリーの議員活動や政策への批判を強めているが、資金面だけ見れば、ヒラリー優位はこのまま揺らぐことがないだろう。(アル・ゴアが出馬すれば状況は一変するが、ゴア本人は現在も出馬にかなり否定的・・・)

2007年7月から9月にかけて、ヒラリー陣営は2,608万2,347ドル(約29億8,877万6,142円)もの献金を集めているが、ヒラリーの夫ビル・クリントンの集金額は同時期(2003年第三四半期)に1,032万1,501ドル(約11億8,274万799円)。集金能力でみれば、妻のほうが上ということだ。実際ヒラリーは、あらゆる業界から金を集めることができる稀有な候補者だ。企業ロビイストやPR業界人を選挙スタッフに抱えたおかげで、モンサント社に代表されるアグリビジネスも、製薬業界も医療保険業界も、皆が競ってヒラリーに投資している。大企業では従業員を動員してヒラリーに上限一杯まで個人献金させ、献金額全額を会社側が従業員に払い戻すという違法スレスレの活動をしているところもある。

概して共和党寄りと言われてきた軍需産業界からの献金額でも、ヒラリーはトップを走っている。イラクからの米軍撤退を否定し、イラン攻撃に積極的な発言を繰り返した成果が、早くも数字となって現れているらしい。(ヒラリー陣営の好戦的な外交姿勢を主導するアドバイザーはマデリーン・オルブライト元国務長官。オルブライトは“イランとの戦争を除外すべきでない”と主張している。生まれ故郷チェコでは彼女を次期大統領に推する動きもあるようだ)

ヒラリーの選挙参謀を務める人物も一流のビジネスコンサルタントで、悪名高き軍事傭兵企業ブラックウォーター社に議会対策を施した企業の関係者として評価が高い(ヒラリー攻撃を強めるジョン・エドワーズはさっそくこの件でヒラリー陣営を批判したが、彼自身の選挙スタッフもイラク戦争で巨額の利益を得た軍需利権大手グローバル・ストラテジー・グループの関係者だ。)

ところで、ジョージ・W・ブッシュは二期目を目指していた2003年の同時期に5,006万4,633ドル(約57億3,690万6,295円)もの献金を集めていた。ブッシュ・ファミリーから見れば、クリントン・ファミリーはまだまだ規模が小さいのである。(source:FEC

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2007/08/05

CNN・YouTubeディベート:バラク・オバマの欺瞞

7月23日に開催されたCNN・YouTube主催の民主党大統領候補者ディベート大会で、ド根性大統領候補マイク・グラベルは、政治的には対極に位置するバラク・オバマ上院議員に対して、またしても以下のような興味深い論争を挑んで見せた:

マイク・グラベル:
「彼ら(民主党候補者)の誰が選出されようが、たいした違いはないだろうな。私達が一致団結していると言われたが、団結などしちゃおらん。私は多くの点で彼らとは団結しておらんのだ。・・・ここで少しバラク・オバマに伺いたいが、彼はロビイストから金を受け取っていないと言ってる。でもな、彼は134人もバンドラー(献金まとめ役)がついてるんだ。それを彼はどう考えてるのかね?それに加えて、彼はUBSアメリカ銀行の経営者、ロバート・ウルフから19万5,000ドルほど献金を受け取っているが・・・」
司会者(アンダーソン・クーパー):
「時間です」
グラベル:
「・・・あれは外国の銀行じゃないか。」
司会者:
「オバマ議員、あなたからの返答をおねがいします。」
バラク・オバマ:
「いいとも。ええとですね、私は政治団体からもロビイストからも献金は受け取っていないんです。バンドラーについては・・・マイク、誰が私に献金したのかあなたが知ってる理由は、私がこれまでの議会でバンドラーを公開するよう求める法律を押し通したからですよ。私は州議会議員時代から、そういうリーダーシップを発揮しているんです。それこそ、私が合衆国大統領になった暁にもそうしたリーダーシップを示すつもりなのです。」(会場、拍手)
グラベル:
「ちょっと待てよ・・・」
司会者:
「次の質問はバイデン議員宛です。・・・」

Democratic presidential candidates

CNN・YouTubeディベート大会の候補者集合写真。グラベルがフレームアウトされているのはなぜだろう?

バラク・オバマは巧みに議論をスピンさせ、グラベルの提示する嫌疑-アメリカ政治の“不都合な真実”-から逃げつつ自画自賛してみせた。会場の聴衆は拍手したが(これが噂のカリスマ性か?)、事実確認をすれば、オバマの姿勢が欺瞞だらけであることは明白だ。(ちなみにオバマ議員は「献金者を公開するよう求める法律を押し通した」と発言しているが、彼の言う法律が効力を発揮するのは2008年大統領選挙終了後なので、その主張は明らかにミスリードだ。現在公開されているバンドラー情報は、各候補者が自主的に公開しているだけなのである。)


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2007/07/29

Stop and Think:マイク・グラベル猛語録(1)

「・・・そこで1人の上院議員の登場となりました。彼は馬鹿にされることを恐れなかった。基本的に、人々を従わせるのは恐怖です。列から外れてはいけない・・・母親の膝にいる頃からそう教わっているものです・・・うまく生きていくためには、はみ出してはいけない、目立ってはいけないし、馬鹿と思われるような真似をしてはいけないとか、そういうことです。しかし、彼は恐れなかった・・・戦争の最中に徴兵制度という並外れた問題に向き合ったのです。それで私は考えました。“オーケー、この男ならいいかもしれない”。しかし私は彼に会ったことがなかった・・・彼以外の議員には以前から会っていたが、彼のことは知らなかった。“オーケー、彼はフィリバスターをしてるじゃないか”。」

-ランド研究所で軍事アナリストを務め、後に内部告発者としてベトナム戦争政策を批判したダニエル・エルスバーグが、自ら持ち出した極秘文書『ペンタゴン・ペーパー』全編を託した当時のマイク・グラベルの印象について語る(デモクラシー・ナウ!2007年7月2日付放送より

Mike Gravel

エリート・金持ち主義政治に喝!怒りのド根性大統領候補マイク・グラベル

2008年度合衆国大統領選に、民主党から一番早く立候補した77歳のド根性候補、元アラスカ州上院議員マイク・グラベル氏。今回は彼の傑作発言をいくつか以下に抜粋して紹介しよう。

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2007/07/22

2008年合衆国大統領選挙:選挙資金情勢

「この会場にお集まりの皆さんはこんなことを言ったら驚くだろうかね・・・お金を持たない者には正義も全く与えられないと言ったら?皆さん、驚きですかな?・・・なんてこった!皆さんが公正さを獲得する唯一の方法は、向き直って一念発起して、議員になってシステムを変えるしかないんだ。なのに今じゃ本当にシステムを変えようという発想はないらしい。相変わらずの政治だな。」

-マイク・グラベル、2007年6月28日、ワシントンDCのハワード大学で開催されたPBS(全米公共放送網)協賛の民主党大統領候補者討論会にて発言。


アメリカ合衆国の大統領選挙は、民主主義の実現というよりはむしろ投資ビジネスに近い。各候補者は全国各地を巡って出資者や支援企業を募り、その資金を元手にホワイトハウスへ敵対的買収を試み、アメリカ株式会社の乗っ取りを図るのだ。資本家から経営を委任されCEO役を買って出た大統領は、乗っ取り後に組織のスリム化を図り、部門によっては海外企業等に売却する。そういうスタイルの成長戦略をとってきたアメリカ株式会社の主な事業は戦争で、その市場は21世紀に入り再び拡大しつつある。ブッシュCEOが社運を賭けて市場に送り出したイラク戦争は不採算事業となった。経営陣の一部、従業員の多数は同事業の縮小を求めているが、一方で執行役員チェイニー副大統領の指揮の下、新商品であるイラン戦争の開発も急ピッチで進められている・・・。

そんなわけで、2008年度合衆国大統領選挙に向けて、米国連邦選挙管理委員会は各候補者の最新選挙活動資金状況を公開した。以下の表で、どの候補者がどれだけ稼いでいるのかを確認していただきたい。(1ドル=122円換算)

民主党大統領候補者政治資金表(2007年6月30日末時点)
候補者名資金総額資金総額(円)支出額手持ちの現金
ヒラリー・クリントン$63,075,927¥7,695,263,094$17,849,095$45,226,832
バラク・オバマ$58,912,520¥7,187,327,440$22,648,832$36,263,688
ジョン・エドワーズ$23,129,158¥2,821,757,276$9,785,203$13,343,954
ビル・リチャードソン$13,339,633¥1,627,435,226$6,209,949$7,129,684
クリス・ドッド$12,076,091¥1,473,283,102$5,697,820$6,378,271
ジョー・バイデン$6,461,745¥788,332,890$3,691,828$2,772,442
デニス・クシニッチ$1,117,566¥136,343,052$902,355$213,269
マイク・グラベル$238,745¥29,126,890$207,604$31,141
共和党大統領候補者政治資金表(2007年6月30日末時点)
候補者名資金総額資金総額(円)支出額手持ちの現金
ミット・ロムニー$44,432,350¥5,420,746,700$32,310,796$12,121,554
ルドルフ・ジュリアーニ$35,629,265¥4,346,770,330$17,303,045$18,326,220
ジョン・マケイン$25,328,694¥3,090,100,668$21,926,631$3,224,428
サム・ブラウンバック$3,321,965¥405,279,730$2,861,729$460,236
ロン・ポール$3,009,997¥367,219,634$655,142$2,354,855
トム・タンクリード$2,807,879¥342,561,238$2,209,606$598,451
ダンカン・ハンター$1,352,941¥165,058,802$1,140,014$212,927
マイク・ハッカビー$1,310,753¥159,911,866$873,584$437,169
トミー・トンプソン$890,398¥108,628,556$768,750$121,648
ジム・ギルモア$391,693¥47,786,546$329,928$61,765

ヒラリー、オバマ陣営はそれぞれすでに70億円以上の選挙資金を集めている。日本の選挙から見ると驚きの金額だが、前回2004年度大統領選挙で、共和党ブッシュ陣営が党大会直前までに2億6,980万ドル(約328億円)、民主党ケリー陣営が2億3,460万ドル(約286億円)稼ぎ出した実績を考えると、まだまだ先は長いのである。

資金力トップは民主党のヒラリー・クリントンだが、4月から6月の3ヶ月間はバラク・オバマが大量の資金(3,280万ドル、約39億円)を集めており、このペースだとオバマが民主党トップを獲得する可能性が高くなった。この状況を注視しているのはおそらくアル・ゴア陣営で、支持者間では早くもゴア大統領=オバマ副大統領の観測が広がっている。(日和見主義の軍人、コリン・パウエル前国務長官も外交政策をネタにオバマ陣営に接近しているらしい。)

「アメリカでは新製品の発表は9月と決まってるんだ」と言ったのはブッシュ政権のカード大統領補佐官だが、そのセオリーどおりであれば、アル・ゴアの大統領選出馬表明はおそらく8月末、ハリケーン・カトリーナ上陸2周年追悼行事の前後に行われる可能性が高い。しかし、息子の薬物中毒問題もあって、ゴアファミリーは選挙に乗り気でないらしい。家族か、ホワイトハウスか・・・アル・ゴアは選択を迫られている。

2008年度大統領選挙は予備選の早期化から、今まで以上に各候補者は地方CM等に早々と大量の資金を投入するようになったらしい。金遣いがもっとも激しいのは共和党のミット・ロムニーで、過去3ヶ月で2,000万ドル(約24億円)以上を支出している。

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2007/07/09

2008年大統領選挙:無党派層の動向

朝日新聞社と東京大学の共同有権者調査によれば、2004年度参院選挙で民主党に投票した4人に1人が2005年度衆議院選挙で自民党に投票し、2005年度衆議院選挙で自民党に投票した4人に1人が、今年の参議院選挙で自民党に投票しないと回答しているという。

日本の選挙では「自民党と民主党の間を揺れ動く」浮動票が選挙結果を大きく左右する。米国流に言えば、この層は“スイング・ヴォーターズ(swing voters)”と呼ばれる特定の政党に拘らない無党派の有権者達だ。最新の世論調査によれば、現在の米国では、有権者のおよそ3割(男性の31%、女性の23%)が自身を無党派と申告しているという。日本と同じく米選挙業界でも、この無党派層が2008年大統領選挙においてこれまで以上に重要な役割を果たすとみられている。

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